being on the road...途上であること

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2004年 10月 03日

あれから4年経ちました.

ハセガワです.

秋が深い.

僕の家の付近は関西でも,夏は暑くて冬は寒いという,気候に関して言えば最低な地域です.

関西の都心に住む人の話によると,秋といってもそれ程寒くはないようなのですが,僕の住んでる地域では一枚でいいのでそろそろ冬用の布団がないと眠れないくらいの寒さですね.

でも,いいこともあるんですよ.

寒暖の差が大きいということは,紅葉がきれいに見れるんですね.

そんなわけで今日はexcite Galbo 大人の季節あそびにトラックバックします.


今日,僕がご紹介するのは京都の大原です.

家から遠くなりますが,とてもきれいな紅葉を見ることができる場所なので挙げました.

紅葉スポットとしてはベタな感じがしますが,すでにexcite Galbo 伝統色の京都へ。で紹介されている,東福寺永観堂以外に最も紹介したいのが大原だったのです.

特定の神社仏閣ではなく,この地域は地域だけで魅力があるのでぜひともお付き合い願いたい.


僕が初めてこの地を訪れたのは,4年も前になります.

大学の仲間内で,時々お酒をたしなむことがあったのですが,お酒が一滴も飲めなかった当時の僕は,飲み会が本気で嫌いでした.

今になって,後輩等に,「実は僕は一滴もお酒飲めなかったんだよ」なんて語ろうものなら,

「ハセガワさん,下手な冗談は止めてくださいよ.」

などと顰蹙をかってしまう有様なんですが,当時は筋金入りの下戸だったわけです.

そんな酒嫌いの僕が企画したのが,紅葉ハイキングでした.

当時,既に比叡山などの有名な山は登っていたので,時期が時期だけに,紅葉がきれいに見える大原にしました.

大原へのアクセスは京都駅から17或いは18系統のバスで1時間という,よほどの覚悟がなければ行けない場所です.

当時,大学生だった僕は時間を持て余しており,1時間でもそれ程苦にはなりませんでした.

碁盤の目のように条里制が敷かれた京都の市街地を抜け,バスは京都市北部のグネグネ曲がった細い山道へ差し掛かります.

多分,この辺を通って行ったのでしょう.
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すでに,周りの景色が緑ばかり.

高野川が近くを流れているために車一台が通るのがやっとという山道を,バスで通るなんて,運転手さんには敬意をはらいます.

そんな悪路を抜けて,僕等の乗る大原のバスターミナルに到着しました.


バスを降りて真っ先に感じたことは,周りに何もないということ.

田んぼだらけです.

人の流れから察するに,有名な大原の三千院は,このバスターミナルから東に向かったところにあるようです.

人の流れに乗って,なだらかな,若干曲がった参拝路を登っていきます.

参拝路の左右には,出店か店舗の形でに土産物屋さんが並び,市街地に近い観光地にも引けをとらない盛況さを見せています.

参拝路を歩いただけでも,空気は洛中のそれと異なり,冷たくて澄んだ空気をしており,歩いていて気持ちのよい空間でした.

さらに後のほうになってくると,三千院の紅葉が目に飛び込んできました.

美しい・・・

真紅に染まった葉が,三千院に通じる道の左右にを彩り,僕を奥へといざないます.

左手には茶屋が,右手には三千院の門がそびえる道を僕たちは登っていきます.

三千院内に入って,その庭園を歩きます.

前後左右,あらゆる方向に直立の杉が並び立ち,その隙間隙間から紅葉が見える.

足もとを見ると,杉林には一面の杉苔がしかれて,緑,黄,紅が鮮やかなコントラストを織り成す.

言葉というアナログな伝達手段を使ってでしか,あの美しさを伝えられないのがもどかしいくらいでした.




周りの建物を見た後,寂光院への道をたどる.

確かに田んぼしかないのですが,その田園風景が日本らしさを醸し出す.

家屋は「まんが日本むかし話」みたいなかやぶきの屋根で,その近くには無人野菜売り場が設置してある.

僕は郊外が好きだ.

無人野菜売り場も,漬物屋さんもこの光景を彩るアクセントになって,僕の視界に広がる.

田園から少し歩いたところで寂光院に着く.

残念ながら寂光院は,何者かの手によって放火に遭い,当時再建中でした.

僕たちは寂光院の前の小道から翠岱山,金毘羅山を登って鞍馬に出て鞍馬温泉に入って帰ってきました.
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大原では美しかった思い出ばかりですが,あれ以来まだ大原にはいったことはありません.

今年こそ,行きたいと思っています.

そしてそのときには皆さんに,紅葉の写真をお見せできるかと思います.

長い文章にお付き合いくださってありがとう.
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by beingontheroad | 2004-10-03 21:46 | メイン(仮)


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