being on the road...途上であること

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2005年 02月 28日

どうせならこれが欲しいぞ

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premini-Ⅱです!

いいなー、欲しいナー。

ドサクサにまぎれて普通の日記を展開しているというのは僕と貴方の秘密なんですよ、ええ。
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by beingontheroad | 2005-02-28 00:26 | ケータイ(仮)
2005年 02月 27日

ヤケクソになってケータイ更新

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新しいケータイが欲しくなりました。
今使ってるケータイは分厚くてデカイいので嫌なんですよ、ええ。

カメラ画像に黒い点が出るし…。

AUにするか、DoCoMoを貫くか、迷いどころです。
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by beingontheroad | 2005-02-27 17:19 | ケータイ(仮)
2005年 02月 26日

髪切ったよ

今日は更新するつもりで、つもりで、もう積もりまくってて、うん、やる気マンマンなんですよ、ええ。

今日は仕事をちょっと早目にあげて、美容院でより一層美しくなったボキュ。

ああ、美しいっていうことがこれ程までに罪な事だとは思いませんでした。(鏡の前でハナクソをホジリながら) 

更新意欲はうなぎ登り!

で、先月くらいから温めておいた、というかむやみやたらに生暖かい更新を閲覧者の皆にお届けすべくPC開きました。




なんか、PCうまく動かないんですけど…
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by beingontheroad | 2005-02-26 23:52 | ケータイ(仮)
2005年 02月 24日

アクティブな若者のための・・・

今日の午後のお話.

僕の職場では3時におやつが出るのですが,僕はニシダとおやつを食べながらしゃべってたんです.



ハセ:「最近,僕らとサイトーと3人で飲みに行ってないなぁ.」

ニシダ:「そうですね,僕もちょっとずつ時間に余裕ができそうな感触なので,近いうちに行きますか.」

ハセ:「だね.そういえばこの辺にあったHot Pepperってどこに行ったっけ?」

ニシダ:「え!ハセガワさん,Hot Pepperなんて飲んでるんですか?!」

ハセ:「?どうしたん?Hot Pepperは飲まないでしょ?」

ニシダ:「あの,黒くて,薬くさいやつのことじゃないんですか?」








ハセ:「それ,Dr. Pepperだろ.



僕は好きですよ. <あんまり売ってないけど
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by beingontheroad | 2005-02-24 21:44 | メイン(仮)
2005年 02月 22日

無理やり読ませるのがコツです.

ね,眠い.

「日曜の夜に眠れなくなる」という奇病が,こともあろうに僕に襲い掛かりました. <不治の病.薄幸のハセガワ(美しい)

夜中に眠れないとなると何かしてないともったいないわけでして,あまりの暇加減に夜中に布団を抜け出して家事しておりました.

主に洗濯物をたたむことに時間を費やしていたんですが,やってみるとこれが進む進む.

気がつけば棚の整理まで始めてしまいまして,えらく居住性が上がった僕の部屋で眠りに就こうとした頃にはスズメがチュンチュン鳴いていました. <早朝6時です.

こんな時間まで起きてるなんて,ネトゲ止めてから長いこと経験してませんでしたよ.

即ち月曜は不眠状態で仕事をするというS街道まっしぐらな行為にいそしんでおりました.

で,いくらなんでも,月曜くらいは早めに寝てやろうと思いまして,来るべき寒波に備えて毛布を一枚増やした僕は早めに床に就きましたが,今度は寝すぎてしまいました.

だめだ,もうダメ人間.

それでも遅刻しなかった僕を褒めてあげたい.

ハセガワっていつもカワイイよね☆

待て待て,みんな落ち着け.

とりあえずその振り上げたコブシは下げてくれよ,ゲフっ.



先日,僕の永遠のライバルと一緒に自称「乙女」のブログを荒らしてに書き込んでたんです,ゲロゲロ. <吐いた

その際に,1o0さんに「エロトーク禁止!」とかなんとか言ってたわけなんですが,1o0さんからは





「ハセガワさんってエロトークしませんよね」





というお言葉を頂きました.

確かに.

言われてみれば僕はエロトークもエロネタも書きませんよね. <今気づいた

しない理由というのはいろいろあるんですが,多分僕は自分自身を語るのがあんまり得意じゃないからだと思います.

なんていうか,プライベートなことは隠しておきたいというか,少なくともネット上にさらしたりしたくないということなんだと思います.

あと,僕がエロネタを書かないのも,「一昔も二昔も前のテキストサイトでエロトークはされつくされている」っていうのが原因の一つなんじゃないでしょうか.

それに,未だに多くの個人サイトやブログでエロネタやってるでしょ?

僕もね,ネタがなかった頃は「エロネタ」も書いてました.

まあ,そんなにエロくない内容ではあったわけですが,今と比較してエロだったと思います.

これはもしかしたら僕だけなのかもしれないですけど,「どうやってオトそうかな?」とか「今日はオチないな~」とかそういうときに,「じゃあ,エロでオトしちゃえ!」ってことでエロネタ使っちゃうんだと思うんですよね.

最終的にそういう思考が身についてしまうと,「エロオチ=今日はネタありません」ってなっちゃって,僕自身がエロネタを書く気になれなかったんですよ,ええ.

まあ,そんなもんは意識して避けている事はなかったので,別にエロネタが嫌いでやらなかったとかそういうことともまた違うんだと思っていただきたいです.

例えばですね,このブログ内でもエロいことは隠してあるだけで,ないわけじゃないんです.

え?どこがエロいかって?

うーん,そうですね,タイトルがエロいですね.

「being on the road...途上であること」のどこがエロいか気になった方もいらっしゃるかとは思いますが,どうせなら










「fucking on the road...路上でヤルこと」

に読み間違えて見ませんか?




ホラ,エロかった☆ <やっぱり無理やりですわ
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by beingontheroad | 2005-02-22 22:23 | メイン(仮)
2005年 02月 20日

ステキな職場♪

ある日のこと,大上司は自分の部屋から出てくるなり,いきなりこんな言葉を僕にかけました.




大上司:「えっと,ハセガワ君.・・・.いや,ちょっと,お茶を・・・.うんうんうん.」
(日本語訳)いま,お客さんが来てるので,お茶を持ってきてください.

ハセ:「かしこまりました.すぐにお持ちします.」



念のために言っておきますが,ツッコミは不要です.

と,まあ,こんな感じでお茶くみを申し付かった僕なんですが,その時はどうしても手が離せない仕事の最中でして,お茶なんて汲んでる暇はなかったんです.

そこで,僕の隣で共に大上司の話を聞いていた新人カトウにお茶くみを丸投げしたわけなんですよ,ええ.



ハセ:「大上司の話は聞いてた?僕,ちょっと手が離せないので,代わりにお茶入れておいてください.よろしく!」

カトウ:「はい!」



そんなこんなで,僕は「手が離せない仕事」を続けました.

その仕事を終えるのに5分程要した後に,僕はカトウの入れたお茶を受け取りに戻ってきたんです.




で,ね,カトウ君ね・・・,








なんで自分のコップにお茶を入れて

おいしそうに飲んでるの?

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by beingontheroad | 2005-02-20 15:03 | メイン(仮)
2005年 02月 17日

いろいろあるんだよ・・・

一昨日の更新ではかなりのシリアスさを発揮するという暴挙に出たわけですが,一部の人々には大反響でした.



「おいおい,ハセガワ,変なクスリやってんじゃね?」


「とうとう,おかしな宗教に入ったんだね・・・」


「とうとう,おかしな宗教を興したんだね・・・」





orz




うるさい,黙れ.

がんばったんだよ,僕は!


もうね,大学入試か大学院入試か国家試験かってくらいがんばったよ.


で,なんだよ,その「全員で無視しようぜ」っていう態度は.


お前らになんて言われようが,僕はもうこういう更新も続けていくって決めたんだよ.


管理人は僕なんだ,僕に全権があるんだ,僕がガンダムを一番うまく扱えるんだ


だから,誰にも文句は言わせない!




僕には変化の途上にあるんだ!

常に変化していくことが僕の目標.

だから,変化をいとわない.



そしてこういう風にいろんな書き方をするのにはもっと重要な理由がある.


いろいろ作風を変えていかないと・・・








書いてる僕が飽きるから
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by beingontheroad | 2005-02-17 22:41 | メイン(仮)
2005年 02月 15日

終着駅のない旅へ

「なんで繋がらんねん!?」

接続が途切れたことを知らせる耳慣れない機械音を聞き,僕は途方に暮れていた.

京都の夜,特に早朝未明の時間帯は,たとえそれが夏であろうと涼しいとすら感じるほどの気温になる.

限度を越えることもあって,時にはむしろ寒いと感じることさえあった.

だがここでは違う.

亜熱帯の真夜中は昼ほどではないが,やはり暑く湿度が高いことも手伝って,たった5分の外出でも僕の皮膚は汗ばんでいた.

一方で,この電話機はといえば,まるで機械に意思があるかのように,どうしても内線に繋がってくれない.

既に受話器を置くのはこれで3度目で,もう一度かけようと試みれば,もう一度受話器を置く回数を増やすだけだと容易に想像できる,そんな絶望感.

道行く人に電話の掛け方を聞かとも思ったが,もう深夜の12時を過ぎていて,人通りも少なかった.

100 m程のところを通る高速道路の橙色の灯りが,更に寂しさを醸し出した.

「慣れない事するんじゃないなぁ.」

電話番号を聞いた時に,もうちょっと詳しく連絡方法を聴いておけばと少し後悔したけど,今更何にもならない.

大体普通に公衆電話の掛け方さえはっきりしないのに,内線にまで繋ぐのはどだい無理な話だった.

誰か,助けてくれそうな人は通りかからないか?

辺りを見回して,親切そうな人を探す.

・・・.

あ,いた,あの人に聞いてみよう.

それが彼と僕との出会いだった.







彼は僕よりも若干ぶ厚い唇と褐色の肌という,典型的な南方系の顔立ちをした青年だった.

年のころは僕と似たり寄ったり.

聞けば23歳だと言う.

「日本に行った事があるんだ」

つたない英語で彼が語るを聞くに,東京に友達がいて,その友達の家に行った事があるのだそうだ.

その友達は,親の仕事の関係で以前こちらに住んでいたが,再び日本に戻ることになったとのこと.

僕を安心させてくれているのか,彼の持つ日本についての知識を語ってくれた.

彼はこんな遅くにまだ食事を摂っていなかったようで,近くの屋台で弁当を購入し,その帰り道に僕に捕まったようだった.

彼は僕の示した電話番号に電話をかけようと努力してくれたが,やはり繋がらない.

もう一度挑戦してみたものの,やはり僕が掛けたときと同じようにいたずらに受話器を置く回数を増やしただけに終わった.

受話器を置いた彼は,僕の意中に浮かびすらしなかった提案をもちかけたのだ.

「家が近いんだ.同僚が同じマンションに住んでる.助けてくれるかも.来るかい?」

その時,僕は全く警戒心を示すどころか,驚きすら感じた.

そして

「こんな時間にお邪魔してもいいなら,是非助けて欲しい」

と答えた.

彼とこうして会話しているのは僕が話しかけたからだ.

もし彼が悪人なら,向こうから話しかけてくる.

むしろ,深夜12時過ぎに路上で声をかけてきた外国人を自宅に招くなどという,危険極まりない行為を買って出てくれるのだ.

「僕が彼の立場なら,同じことが出来ただろうか・・・?」

そう自分に問いかけた瞬間,彼は僕にとって幾時間もの刻を共に過ごした親友となっていた.





そんな2年半前の出来事を思い出しながら,僕は窓の外に広がる光景に目をやった.

緩やかに高度を落とした飛行機はタキシングのためにその機首と両翼からギアを降ろし,スピードを極限にまで落とした.

軽微な振動をクルーと乗客に与えた後,着陸した飛行機はタキシングを開始して僕たちをターミナルへと運んだ.



空港から1時間余り後のこと,僕はかつて訪れたあの街の中心街に,かつてと変わらぬいでたちで立っていた.

最後にここを訪れたのが1年半前だったためか,久しぶりに眺める街の変遷はめまぐるしい.

毎日この街に住んでいたなら,日々刻々と流れる微々たる変化など気づかなかったろう.

メインストリートが交わるこの交差点に架かっていた鉄製の無骨な立橋は取り壊され,新しくできた地下鉄の路線に繋がる清潔で近代的な地下道がその役割を引き継いでいた.

銀行のATMで現地通貨を引き出した後,僕は慣れた手つきで地下鉄の切符を購入し,アメリカ風の3本の棒が回転する改札機を通り抜けた.

初めてこの街を訪れた時には開通したての地下鉄だったが今では市民の足として定着しており,利用者数の増加に伴って,運賃の値下げといううれしいサプライズを経験した.

僕は北へ向かう地下鉄に乗る.

およそ5分ごと,恐らくラッシュ時には3分ごとにホームに入ってくる地下鉄を待つのに不快感はない.

乗車駅から4つ目の駅で下車して西に向かう.

「変わってないんだな,この辺は・・・.」

そんなことを思いながら,僕は以前来たことのある建物の前に立ち止まった.

近所のおばさんが僕に何か言っている.

僕は現地語がよく分からない.

何を言っているか分からなかったが,言いたい事はよく分かった.

理解できた内容が「散歩に行っている」ということなので,僕はその建物の前で待つことにした.



どれくらい待っただろうか.

きっと10分ぐらいだったのだろう.

若いゴールデンレトリバー2匹に引っ張られた彼は,僕を見つけるや否や少しはにかんだ笑顔を見せた.

まるで昨日も一昨日も,毎日会っていたような変わらぬ笑顔だった.



人が生まれてから死んでいくまでの,長くもあり,そして短くもある時間.

生命の途上.

それがどのような人生であっても,やがて死にゆくものなら,精一杯生きたい.

一度しか通ることのない旅路であるからこそ,精一杯旅をしたい.

そして,その過程で見るもの,経験するもの,或いは過程そのものが「途上」なのだと僕は自分自身に語りかけた.

これまでに,そしてきっとこれからも僕たちはその人生の途上において,数々の変化にさらされるのだろう.

生き続けることは,即ち変化の途上にあるに他ならない.

当初あったものは,その形を変えて存在し続けるかも知れないし,もしかしたら失われてしまうのかもしれない.

僕らが老いて,互いの表情に深くしわが刻まれる日が来た時に今見た笑顔も変わってしまうのか.

そう考え,一瞬暗く沈んだ僕だったが,見つめた彼の笑顔に刻まれたのであろう年月と共に,深みを得たやさしさを見出した.



「やあ,元気にしていたか?」

そう彼は問いかけた.

・・・,ありがとう.

珠玉の友情に出会えたことに感謝.

僕らがそれぞれの人生の途上で互いに変わっていくのなら,もっとやさしく,もっと深く,もっと熱くあろう.

そして,互いに老いて死ぬまで,いや,魂が存在するなら来世も再来世もこの友情が続かんことを.



僕は彼の問いかけには答えず,誰に語りかけるでもなくつぶやいた.



「・・・僕は帰ってきたよ.」






being on the road...途上であること
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by beingontheroad | 2005-02-15 23:58 | 途上であること
2005年 02月 13日

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by beingontheroad | 2005-02-13 23:59 | 途上の情景
2005年 02月 11日

僕が僕であること

職場からの帰り道,視界いっぱいに輝く星空を見つめながら,僕は中学生時代のことを思い出した.



それは大分県の久住山で見た光景だった.



僕は小学生時代から,僕が住む地域のボーイスカウトに所属していた.

2週間に一回くらいの割合の班集会,1ヶ月に一回の隊集会に参加して,野外活動や奉仕活動に精を出していた.

一緒にボーイスカウトに所属したやつらは,定期的に集まる集会に飽きたのか,年を追うごとに辞めていったけど,僕は中学時代のクラブ活動が忙しい時期でも辞めようとは思わなかった.

きっと,派手に体を動かすスポーツとは違った,野外活動が僕の性格に向いていたんだと思う.

今でこそ,人付き合いがあまり得意ではない僕も,当時はそれなりに活発に活動していて,いつの間にか班をまとめる責任ある地位にいた.

そんな僕にある話が来た.

日本のボーイスカウト最大の集会である日本ジャンボリーに参加しないかという誘いだった.

ジャンボリーは日本各地のスカウトが一同に会する巨大な集会で,各スカウトが通常所属している団を離れ,近隣の団からジャンボリーに参加するスカウトだけで新たな隊を結成し,参加する.

また,日本ジャンボリーに参加するスカウトは,スカウト活動内でそれなりの経験を積んでいなければならないことから,お誘いが来ることは一般的に名誉なことである.

そのジャンボリーに参加する隊で,これまでの経験が認められたのか,僕はオオカミ班の次長に任命されてしまった.(スカウトの班の名前には動物の名前がつく.)

これが,ちょっと困ったことだった.

実は,ジャンボリーに参加するスカウト達は普段別々の団に所属しており,互いに全くの赤の他人である.

従って,親睦を深めるために,事前にジャンボリーに参加する隊で4回ほどの親睦キャンプを行うのだが,当時,僕は自身の中学校でバスケットボール部に所属しており,毎週土日は練習や試合に明け暮れていて,親睦キャンプには一度も参加できなかったのだ.

つまり,ジャンボリー本番まで,僕は自分の班員の顔さえ知らなければ,声すら知らない.

もっと言うと,名前さえ知らなかったし,班員が何人いるのかも知らなかった.

唯一,知っているのは班長の名前と声.

流石に,班長とは電話で打ち合わせしていたので,それくらいは知っていたが,相棒の顔すら知らないという,なんとも心細い状態だった.

しかし,よく考えてみれば,次長という仕事は班長の次に責任があるわけだから,班長がいれば問題なく仕事は進むはずだし,僕は特に気負うことなくやっていけるんじゃないかと安心することにした.

ところが,現実はそれほど甘くなかった.

ジャンボリー参加スカウトによる親睦キャンプは3回目を迎えようという頃になって,ある事実が発覚した.

1週間にも及ぶ長期キャンプの中で,班長は前半3日間お休みするというのだ.

いま考えれば,「当時からこういうネタだらけの星の元に生まれてきたんだな」と納得してしまうだろう僕も,当時は本気でびっくりした.

頼りにしていた相棒が遅れてくると言うのだ.

当然,それまでの間,班の最高責任者は僕になる.

見知らぬ後輩スカウトを相手に取り仕切ることになるなんて,想像したことがなかっただけに,空恐ろしかった.

はっきり言って,行きたくなくなった.

しかし,いつまでも,うじうじしているわけにはいかないので,覚悟を決めて,僕は出発の日を待った.



出発当日,神戸市内某所に集まった僕の隊のスカウトは互いに,ジャンボリーへの期待を語り合っていた.

一方で,僕はといえば,自分の班員の顔さえ知らないので,誰が自分の身内かもわからずに佇んでいた.

オオカミ班の班員も,ハセガワ次長という人物の存在は知っているようだったが,親睦時キャンプに一度も参加したことのない人物に対する不安が聞こえてくる有様だった.

同時に僕の不安も増すばかりだったが,その雑談の中に,電話で聞き慣れた班長の声が聞こえた.

前半3日間は不在ということだったが,流石にいたたまれなくなったのか,僕等を見送りに来てくれたようだった.

初めて顔を合わせる班長は人の良さそうなやつで,頼りになりそうだった.

というか,その時点で,班長以外の班員の顔も名前も知らない僕には,頼りになりそうに見えたというところか.

一応,班員に僕を紹介してくれた班長だが,それもつかの間で,僕等の乗るバスは班長を残し,大分県の久住山に向かった.



ジャンボリーは巨大である.

全国からスカウトが集まるわけだから,小規模なはずはない.

九住山自体が大きな山のはずなのだが,このジャンボリーに参加したスカウトは3万人を越えており,突如として現れた大規模な集落に,九州の山は埋め尽くされた.

各隊のスカウトが設営したテントは,丘の向こう見渡す限りに展開していて,嫌が応にもその規模を感じ取ることが出来た.

僕の隊もテントを設営しなければいけなかった.

初めて見る,最高責任者である僕の指示に従いながら,テントを設営する後輩スカウト達.

僕等に与えられた宿営地はかなり条件の悪い立地だったが,そんな不安定な地盤の上に立派なテントを立てることができた.

そう.初め考えていたよりもうまくいったテント立て.

僕は自分に能力が足りない分だけ真面目には取り組む方だ.

改めて考えてみれば,僕がこれまでに得たスカウトとしての経験と知識は他の誰にも劣ることはないし,むしろ優れている点の方が多かった.

その後の,班員の統率やテント周りのメンテナンスなども班員の協力を得て,最高の状態を保つことが出来た.

ロープ結び,手旗信号,コンパスの使い方,その他あらゆる点において優れた技量を発揮することができた.

事実,そのクオリティは隊内で表彰対象になったくらいで,後に聞いた話では,「オオカミ班にハセガワあり」と引率の隊長や副長の間でも話題になったとのことだ.

当初,ジャンボリーに参加することに,また,急遽のしかかってきた責任に苦痛を感じていた僕だったが,次第に苦痛は満足に置き換えられ,最後には本当にジャンボリーに参加できてよかったと思えるようになった.



あまり気に負わなくていい.

案ずるより生むが易し.

人は,置かれた状況に適応する生き物.

初めは不安だし,もしかしたら初めはうまくいかないかもしれないが,あきらめず自分に自信を持って何事にも取り組むべきだと知った15の夜.

そして,その夜,見上げた夜空に流れた無数の星達.

今までに僕が見てきた夜空が,まるでプラネタリウムで見た作り物の夜空だったかと思わせるような美しい光景だった.



今,この都会の夜空には,15の夜に魅了された美しい光景は存在しないけど,僕の心の中には,僕が僕であることを証明する記憶として今も鮮明に焼きついている.




記憶の片隅から引っ張り出した光景を思い出しながら,僕は考えた.




















世間は3連休とか言ってはしゃいでるのに,


なんで祝日に早出して,


夜空が見える時間まで仕事しているんだろう!?




なんで明日も普通に仕事があるんだろう?




なんで1連休なんだろう?




そもそも「1連休」って連休じゃないよね,うん.

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by beingontheroad | 2005-02-11 22:12 | メイン(仮)